１３、４人の関係（４人全員編）

あの人のことは忘れよう！と言い放った彼女！が、ここからすさまじい彼女の嫉妬を目にすることになる。

私はいつものように仕事へ行く準備をしていたら、突然メールが入った。・・・・例の彼からだ。

「今度はいつ会える？」「会いたい」

こんな内容のメールにも、私は完全に無視をしていた。彼女の約束どうのこうのではなく、そもそも酔った勢いで、関係を持ってしまった男に、そもそも興味がなかったからだ。

ずっと無視を繰り返してても、電話やメールは毎日、何回も送られてくる。
あまりにしつこいので、ハッキリ言おうと、ある日電話を取った。

「あのさ、もう電話もメールも止めてくれるかな？私、もうアンタと会うつもりもないし、別にアンタの女になりたいわけでもないから、迷惑やねんけど・・・・」

「何で？！俺のこと嫌い？」

「いや、嫌いとかじゃなくて、そもそも興味がないし、どうでもいい・・・。だから、あれはなかったことにしよう！」

「いやや！もう一回だけ、俺と外で会ってもらえへん？一回ちゃんと話がしたい！」

「だから～、もういいって！！」

この日は断ったが、それでも同じようなメールは毎日のように届いていた。

そしたら突然！思いもよらない人から電話が入った！

私の元彼の白人君だった。・・・・・・・しかも、また！！！！泣きながら・・・・・

「何てことしたんや！！何でや！！」

と、意味不明なことを言っている。なんのことやと思い問いただしてみたら・・・・

「お前はアイツと（例の彼）付き合うのか？！っというよりも、もう付き合ってるのか？」

はあ～～～～～～？！何のことやねん？！ってゆうか、何でそんなこと言われるのかが不思議だったので、何でそんなことを突然言い出したのかきくことにした。そしたら！

「この間、アイツの彼女から（元カノ）電話があって、お前とアイツが関係したって言ってきたんや！・・・ほんまなんか？ほんまに？なんでや～～～～～！！！」

かなり一人でテンパッテいるご様子・・・・・。そんなことよりも、この元カノ、何しに人の元彼に、余計なことペラペラ喋ってるんや？軽い仕返し？ってゆうか、こんな男に言ったところで、何の解決にもならへんし、仕返しにもなってないような気がするんやけど・・・・・。と思いつつ・・・

「いや、お前には関係ないやろ！別れた女が何しようと勝手やろ！人のことでゴチャゴチャ言ってる暇あったら、浮気してまで手に入れた新しい彼女のことでも考えたら？ってゆうか、電話せんといてくれる！」

という私に、コイツはまた！

「何でや～！俺らはベストフレンドやろ！」と、号泣している・・・・。ウザイ・・・・。

余談だが、これはあくまでも私だけのイメージにすぎないので、気分を害された方ごめんなさい。

白人の男はよく泣く！！　これが、私が持っている、白人男のイメージだ。今まで白人さんと何人かお付き合いしたことがあるが、みんな最後には泣いている記憶があまりにも多すぎる・・・・。たとえ自分が悪くても泣いている・・・。意味不明な行動が多い。

本当に白人好きな人、ごめんなさい・・・。あくまで私のイメージなので、これが真実ではないとは思います！

で、話は戻って、号泣している元彼のことなどほっておいて、私はこの彼女に聞くことにした。

「あのさ、今日、アホから電話あって、あの人とのこと聞かれたんやけど、言ったん？っていうか、何で？アホには関係ないよな？意味わからんねんけど・・・。」

「あ！ごめんね～KAYちゃんのこと聞かれたから～。」

「いやいや、それでも、言って欲しくないな～。今後いっさい、元彼に私のこと報告すんの止めてくれる？私と元彼は関係ないし、私が何しようと私の勝手で、あのアホには関係ないことやから！ほな、よろしく！」

と、ちょっとキツイ言い方かもしれないが、もうアホにイライラきていたので、ついつい言葉もきつくなってしまった。

でも、この日から、私の携帯電話は壊れてしまいそうなほど、電話にメールがこの３人の人間から、山のように入り続けるのでありました・・・・・・・。ウザイし、めんどくさい・・・・・・。

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１２、告白

言うと思いたったら行動は早い方がいい！ってなことで、その日の夜、彼女を呼び出した。

上機嫌で現れた彼女・・・・・私は愛想笑いするのが精一杯。いつ話を切り出そうか、内心ドキドキしながら二人は席についた。

「久しぶりだね～元気だった？」

「うん・・・。」

「どうしたの～？何かあった？今日は妙に元気ないさ～ね～」

「あのさ～、今日はちょっと、話があって来てもらってんけど・・・・」

「彼のこと？」

えーーーーーーーー？！どんな勘するどいねん？！何でわかんの？！

「え？（汗）あ・・・・そうやねんけど、何でわかったん？・・・・」

「急に話があるって言ってたし、なんだか様子がおかしいから、何かあったのかと思って。」

それにしても、すぐに彼と結びつくのが、ちょっと怖い・・・

「で？何があったの彼と、・・・・もしかしてやっちゃった？？」

「・・・・・・・・・・・・・。」

「そうなんだ～～。」

「ごめんな・・・・って言うのもおかしいんやけど、でも、言っといた方がいいのかなって思って。」

「そっか～。でかかったでしょ？うまかった？？」

「いや・・・（何でこんなこと聞かれてんねや？）覚えてないねん」

ハッキリ覚えてたけど、覚えてないと答えておくのが無難かと、そう答えておくことにした。

そしたら彼女の表情が変わった。

その日から、プツリと連絡が途絶えた。

連絡が一切なくなってから、数日後、メールが一通届いた。

「ちょっと考える時間が欲しい・・・・あまりに突然で、ちょっと整理ができないから。また私の方から連絡します」

とのことだった。
ほんの少し、もいいぞ！という気持ちにもならないことはなかったが、ま～本人がそう言うならと、連絡をこちらからすることはなかった。

そしたらある日、突然メールが！私に会いたいとのことだった！待ち合わせをして会うと、彼女は、もう終わったことなのか、それとも彼への気持ちは完全に吹っ切れていたのか、今までと全然変わらない態度で接してきた。

ただ、一言を残して・・・・・・

「二人とも、もうあの人のことは忘れよう！」

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